幼児期の英語教育って意味ある?実体験から感じた「早期英語教育より大事なこと」

幼児教育
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ナナ

大阪在住、30代のシングルマザー。小学1年生の息子と二人暮らし。
「子どもが自分の“好き”を見つけて、夢に向かって努力できるように」をモットーに、教育・学び・おでかけのことを発信しています。
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最近は「0歳からの英語教育」「英語耳を育てよう」という言葉をよく聞きます。
でも正直、私は幼児期の英語教育にあまりメリットを感じていません。

私が大事にしたいのは、「英語が話せるようになること」よりも、
英語を学びたいと思ったときに、自分で学べる子に育てることです。

その理由を、実体験や周囲のエピソードも交えて紹介します。

【理由①】赤ちゃんは「親の言葉」から吸収する

赤ちゃんは、親の話している言葉から母国語を吸収していきます。
つまり、家庭内で日常的に英語が使われていないと、英語が自然に身につくことはありません。

もし家庭で親が母国語レベルに英語を話せるなら、それは素晴らしいこと。
でも、片言レベルの英語だと、片言しか吸収できず、むしろ言語発達に悪影響を与えることもあります。

【理由②】英語ができるようになるかは“本人の興味次第”

幼児期に英語を取り入れて話せるようになる子もいれば、そうでない子もいます。
これって、結局その子自身の興味や意欲の差なんですよね。

実際、私のまわりで英語がペラペラな友人たちは、
みんな「自分が好きで」海外に行ったり、洋画や音楽を通じて自然に吸収していました。

ただ面白いのは、同じように育った兄弟でも、片方は英語が好き・もう片方は興味なしというケースが多いこと。
つまり、幼少期の英語体験ではなく、本人の興味の問題なんです。

親族にも、ワーキングホリデーで英語を話せるようになった子がいますが、
その子は小さい頃まったく英語に触れていませんでした。
好きになったタイミングで一気に吸収しているんです。

【理由③】自分の体験:子ども時代の英語教室は意味がなかった

私自身も、子どもの頃に英語教室に通っていました。
でも、正直ほとんど身についていません。

普段使う機会もなく、興味もなかったので、英語は「やらされていた勉強」という感覚。
結果的に、今でも英語への“苦手意識”が残ってしまいました。

いやいや通っても、身につかないどころか、嫌いになることもあります。

【理由④】話せても、使わなければ忘れる

小さいころに親の転勤で海外に住んでいた子でも、
日本に戻ってくると、英語をほとんど話せなくなったという話をよく聞きます。

やっぱり、言語は使わなければ忘れるもの。
幼児期にどれだけ英語を覚えても、使う環境がなければ意味がないんです。

【理由⑤】翻訳アプリの進化で世界は変わる

今でも翻訳アプリを使えば、海外旅行ができるレベルの時代。
これから子どもたちが大人になる頃には、会話レベルでリアルタイム翻訳ができる未来になっているでしょう。

英語はあくまでツールです。
ツールそのものにお金や時間をかけるよりも、

その子の「学ぶ力」「個性」「意欲」を育ててあげたい

と思っています。

ツールは時代とともに変わるけれど、
「自分で考え、学び、行動する力」は一生もの。
私は、そこを育てる方がずっと大切だと思っています。

【まとめ】英語よりも、“自分で学べる力”を

英語を早くから教えること自体が悪いわけではありません。
でも大切なのは、子どもが好き・楽しいと思えるかどうか。

親が英語を学ばせたいなら、
子どもの「好きなこと」に英語を乗せるのがベストだと思います。

たとえば、アニメが好きなら英語版を見せる、
音楽が好きなら英語の歌を一緒に聴くなど。

子どもは「好き」からどんどん吸収していく生きもの。
だからこそ、幼児期の英語教育に焦るより、
自分で学び、考える力を育てることが一番の近道だと思います。

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