子育てをしていると、ふと不安になることがあります。
この子が大人になる頃、
どんな仕事が残っているんだろう。
今の勉強は、本当に将来につながるんだろうか。
周りを見ると、塾や習い事の話も増えてきて、
「ちゃんとさせた方がいいのかな」と揺れることもあります。
そんなときに手に取ったのが
『バカ親につけるクスリ』 でした。
少し強めのタイトルですが、内容はとても本質的。
読みながら何度も、「ああ、やっぱりそうだよね」と心の中で頷いていました。
今日は、この本を読んで改めて考えたことを書いてみます。
これからは「好きを極めた人」が生き残る時代
本の中で印象的だったのは、
AIに代替されない人材とは、
「自分の好きなことを、とことん突き詰めた人」
という考え方。
これからは、
正解を早く出せる人よりも、
熱量を持って試行錯誤できる人の方が強い。
知識はAIが持っている時代。
だからこそ、人間にしか出せない「好き」という感情や没頭力が武器になる。
私はここに、とても共感しました。
子どもが夢中になっている時間は、
つい「将来の役に立つのかな?」と考えてしまうこともあります。
でも、好きに向き合い続ける力こそ、
この先いちばん価値を持つのかもしれない。
そう思うと、見え方が少し変わりました。
学歴より「学び歴」「体験歴」
もう一つ心に残ったのが、
これからは大学のブランド名よりも、
「何を学び、どんな行動をしてきたか」が問われる
という部分。
確かに今は、
オンラインで世界中の講義を受けられる時代です。
どこに行ったかよりも、
何を学び、どう行動したか。
肩書きよりも、経験の中身。
そう考えると、
子どもに与えたいのは“安心できるレール”よりも、
自分で歩いた“足跡”なのかもしれません。
いろんな場所に行って、
いろんな人と出会い、
失敗しながら挑戦すること。
その積み重ねが、その子だけの「学び歴」になる。
私はそう思いました。
親は、子どもの没頭力を奪っていないか
この本を読んで、改めて考えたことがあります。
それは「禁止すること」の意味です。
正直に言うと、
私は「もうゲームやめなさい」とは言いません。
もちろん、心の中では
「この時間、本当に大丈夫かな」と不安になることもあります。
でも、好きなことに夢中になっている姿を見ると、
その集中力はきっとどこかで活きるはずだ、とも思うのです。
親の安心のために止めるのか。
子どもの未来のために見守るのか。
その境界線は簡単ではありません。
それでも私は、
できるだけ子どもの“没頭力”を奪わない親でいたい。
この本は、その背中をそっと押してくれました。
行動力と「人に頼れる力」が武器になる
本の中では、
ビジネスとは信頼のやり取りだ、とも書かれていました。
これからの時代に必要なのは、
・真っ先に手を挙げる行動力
・人に頼れる力
・信頼を積み重ねる力
テストの点数よりも、
こういった力の方が長く価値を持つ。
確かに、
一人で完璧にできる人よりも、
人とつながりながら前に進める人の方が強い。
だからこそ、
子どもには「思ったらやってみる」経験を
小さいうちから積ませたいと思いました。
親は“経営者”ではなく“支援者”
この本を読んで、
私は一つの言葉に行き着きました。
子どもの人生の経営者になるのではなく、
賢明な支援者でありたい。
口や手を出しすぎない。
でも、必要な体験には惜しまず投資する。
失敗しても責めない。
挑戦を止めない。
完璧にはできなくても、
少なくとも子どもの可能性を狭める親にはなりたくない。
それが、私の今の教育観です。
同じように悩んでいるママへ
子どもの将来を考えると、不安になることはありませんか?
学歴は?
習い事は?
周りと比べて大丈夫?
私も迷います。
でもこの本は、
「何を大切にしたいか」を考えるきっかけをくれました。
すぐに答えが出る本ではありません。
けれど、子どもの未来を真剣に考えているママほど、
きっと刺さる一冊だと思います。
気になる方は、ぜひ読んでみてください。
子どもをコントロールする親ではなく、
子どもの賢明な支援者でありたい。
そう思わせてくれる本でした。


コメント