鬼滅の刃が大好きな子どもを見て、「ただのアニメ好きで終わらせたくない」と思うママも多いはず。実は、鬼滅の刃をきっかけに、読書力や漢字への興味、さらには歴史や演劇にまでつながる学びの可能性があるんです。今回は我が家の体験談をもとに、鬼滅の刃を知育に活かす方法をご紹介します。
鬼滅の刃の漫画で「読む力」が自然と育つ!
わが家の息子は、年中の頃からアニメ「鬼滅の刃」が大好きでした。アニメの続きが気になる!と年長の頃には、自分から「漫画が読みたい」と言い出し、思い切って全巻大人買いすることにしました。(メルカリ で全巻購入するのもおすすめ)
鬼滅の刃の漫画は、すべての漢字にルビ(ふりがな)がついているので、子どもでも無理なく読むことができます。最初は読めない文字もありましたが、好きな話だからこそ何度も繰り返し読むうちに、自然とスラスラ読めるようになってきました。
繰り返し読んでいるうちに、「この漢字ってなんて読むの?」「この言葉の意味は?」と自分から質問するようにもなり、漢字や言葉に対する興味がぐんと深まりました。
鬼滅の刃の「全集中ドリル」は学習導入にぴったり
小学1年生になったタイミングで、「全集中ドリル」という鬼滅の刃のキャラクターたちが登場する学習本を見つけ、早速購入してみました。(メルカリ だとすべてはそろわない)
この全集中ドリルは、鬼殺隊の最高位剣士「柱」9人が、それぞれの呼吸にまつわる知識を、国語・算数・理科・社会・英語の5教科を通して教えてくれます。例えば「炎の呼吸編」なら、炎にまつわる言葉や現象、歴史、英語表現などを楽しく解説といった感じで、それぞれのキャラクターの個性と結びついた解説があり、子どもも大喜び!
内容的には中学年(8〜10歳)向けで、小1には少し難しい部分もありましたが、好きなキャラが出てくるので「わからないけど楽しい!」と、自分から読む姿勢が見られました。
問題を解くことよりも「まずは読むこと」「知ること」に重きを置いているので、知識の導入や学習への入り口として非常におすすめです。
※誰から読んでも大丈夫ですが、一応「炎の呼吸編」導入の説明があります。
鬼滅の刃をきっかけに広がる「興味の世界」
鬼滅の刃は、漫画やアニメだけでなく、舞台やミュージカル化もされています。わが家では、DMM TV などの配信サービスを活用して、アニメはもちろん演劇版の鬼滅の刃も楽しんでいます。
漫画やアニメとはまた違った表現でストーリーが展開されるので、「こういう伝え方もあるんだね」と子どもと一緒に話すきっかけにもなりました。
演劇に触れることで、想像力や表現力が豊かになるのも大きな魅力。興味の幅が一気に広がる体験となりました。
大正時代の設定は、歴史の入口にもぴったり
鬼滅の刃の物語は、大正時代が舞台です。最初は気づかなくても、話を読み進める中で「昔の時代」について自然と触れることができます。
服装や言葉遣い、建物の様子など、現代との違いを親子で話し合うだけでも、立派な歴史学習の導入になります。
「大正っていつ?」「このときの日本はどうなってたの?」といった質問が出てきたら、それをチャンスにして一緒に図鑑を見たり、調べてみたりするのも楽しいですよ。
アニメが苦手なママへ…「子どもの好きを伸ばす」視点で見てみよう
正直なところ、私は元々鬼滅の刃にあまり興味がありませんでした。でも、息子が夢中になっている姿を見て、「これは何かに活かせないかな?」と一緒に関わるように。
結果として、漫画→ドリル→演劇→歴史へとどんどん世界が広がり、「好き」を原動力にして学びにつながる様子を間近で見ることができました。
子どもの「好き」は、伸ばし方次第で立派な学びに変わります。アニメや漫画も、その一つのツールとして、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ:鬼滅の刃をきっかけに、学びはもっと広がる!
- 鬼滅の刃の漫画で「読む力」「漢字力」が育つ
- 全集中ドリルで楽しく学習の導入ができる
- 舞台やミュージカルで想像力・表現力が広がる
- 大正時代を通して歴史への興味も育つ
- アニメが苦手なママも、子どもの「好き」を通して一緒に学びを楽しめる
子どもの好きなことを否定せず、そこから広がる世界を応援することが、学びの第一歩になるかもしれません。
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