「子どもへのお金の教育、何から始めたらいいんだろう?」
・お金の話はまだ早い?
・お小遣いはいつから?
・お金の価値って、どうやって教えるの?
私自身、ずっと考えてきました。
我が家では、
「難しいことはしない。でも、現実からは目をそらさない」
そんなスタンスでお金の話をしています。
今回は、
幼児期〜小学生まで
我が家が実際にやってきたお金の教育を
ステップごとにまとめました。
※あくまで「我が家の場合」です。
一つの考え方として、参考になれば嬉しいです。
ステップ1|幼児期:まずは「お金に触れる・価値を知る」
幼児期に一番大切だと思っているのは、
「お金は特別なものじゃない」と知ること。
我が家では、スーパーへはほぼ毎回一緒に行っていました。
保育園帰りにスーパーに寄って帰る。
小学生になった今も基本は一緒です。
スーパーでは、
・「みかんは〇〇円」
・「りんごはこっちの方が高いね」
・「同じ量でも値段が違うね」
など、
とにかく“値段を言葉に出す”ことを意識していました。
また、お金の計算は目に見えて分かりやすいので、
実際の硬貨を使って遊びもしていました。
・1円が10枚で10円
・10円が5枚で50円
・100円が5枚で500円
「お金=数字」ではなく、
「お金=量と価値」として理解できるように。
▶ たし算ができるようになってきたら(ここから一歩進める)
たし算が少しずつできるようになってきた頃からは、
100円や200円を渡して、お菓子のお買い物も始めました。
・この中で何が買えるかな?
・全部でいくらになるかな?
と一緒に考えながら選びます。
足りなかったらどうする?
余ったらどうする?
そんな小さな経験の積み重ねが、
「お金を使う感覚」につながっていくと感じています。
この時期は、
「教える」というより
一緒に触る・一緒に考えるくらいで十分だと思っています。
ステップ2|年長頃〜:自分のお金を「自分で使う」
年長くらいから始めたのが、
子どもが自由に使えるお金を渡すことです。
お正月やお盆など、
子どもがまとまったお金をもらうタイミングで、
必ず一緒に計算をします。
例えば、お正月に10,000円もらった場合。
「次にお金をもらえるかもしれないのはお盆。
1月〜7月まで、7か月あるね。」
最初は親主導で、
・1か月1,000円
・7か月分で7,000円をお財布へ
・残り3,000円は子ども口座へ
と決めました。
このお財布に入れたお金は、完全に子どもの自由。
・ちょこちょこお菓子を買う
・一気に高いゲームを買う
どんな使い方をしても、親は口出ししません。
なぜなら、
失敗も含めて学びだから。
この方法を始めてから、
「ママ、あれ買って」
「これ買って」
がほぼ無くなりました。
言われた時は、
「自分のお金で買えるよ?」
と返すだけ。
人のお金なら欲しい。
でも、自分のお金だと本当に欲しいか悩む。
この「悩む時間」こそが金銭教育だと思っています。
ステップ3|小学生〜:お金が「増える・減る仕組み」を知る
小学生になって追加したのが、
子ども名義の証券口座を開いたことです。
目的は「儲けること」ではありません。
伝えたいのは、もっとシンプルで——
お金は、持っているだけでは増えない
という現実です。
世の中には、
・人にお金を貸すと「配当金」や「利子」がもらえる
・逆に、お金を借りると「利子」をつけて返さないといけない
という仕組みがあります。
つまり、
お金は“働かせる”こともできるし、
借りれば“コスト”もかかるもの。
その感覚を、小さいうちから知ってほしいと思いました。
現在は少額から、投資信託で運用しています。
ときどき一緒に口座を見て、
「増えてるね」
「減ってるね」
と話す程度。
まだ実感は薄いと思いますが、
・投資という仕組みがあること
・増えることも減ることもあること
を知っているだけでも、
将来のお金の向き合い方は変わると思っています。
また、失敗しても怖くない少額のうちから始めることで、
投資に対する心理的ハードルも下げたいと考えました。
今後の課題は、
配当金が再投資型なので増えている実感が分かりにくいこと。
配当が受け取れる商品にするかは、
子どもの理解度を見ながら一緒に考えていく予定です。
まとめ|お金の教育で一番伝えたいこと
我が家のお金の教育で大切にしているのは、
特別なことではありません。
・物の値段を知る
・自分のお金で選ぶ
・失敗も経験する
・お金の増え方・減り方を知る
この積み重ねです。
そして何より伝えたいのは——
「本当に欲しいものを、自分で考えて選ぶ力」
人のお金なら欲しい。
でも、自分のお金だと悩む。
その「悩む時間」こそが、
一番の金銭教育だと思っています。
お金の教育は、
将来の資産形成のためだけではなく、
・物の価値を考える力
・計画性
・自己コントロール力
を育てる、生活教育の一部。
正解は一つではありませんが、
「お金の話をしない」より
「一緒に考える」方が、ずっといい。
我が家もまだまだ試行錯誤中ですが、
ひとつの実例として参考になれば嬉しいです。



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