私がお父さんを好きな理由|人格を形成してくれた父の話

エッセイ
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この記事を書いた人
ナナ

大阪在住。小2息子と暮らすママ。
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お父さんのことを嫌いになったことが一度もない。

ずっと普通のことだと思ってたんだけど、話してみたら割と珍しいことでびっくりした。

小さい頃から二人でよく出かけてた。高校生になっても、大学生になっても、一緒に富士急ハイランドに行くくらい仲良くて。今も変わらず仲いい。

なんでこんなに好きなんだろう、って考えたとき、いくつか思い当たることがある。


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干渉してこない、でも大事なところは外さない

お父さんは普段ほとんど怒らない。うるさく言ってこない。信頼して、任せてくれる。

でも、大事なところでは絶対に外さなかった。


「ただいま」の無視事件

あるとき、お父さんが帰ってきて「ただいま」と言ったのに、私が気にしてなくて返事しなかったことがあった。

そうしたら、しばらくして、私がお父さんに話しかけても無視されて。

「なんで無視するの!」って言ったら、

「返事してもらえなかったら悲しいよね?」

って。

説教じゃなかった。怒鳴るわけでもなかった。ただ、同じ体験をさせてくれた。

その一言で、すぐわかった。あ、そういうことか、って。

自分に体験させて、相手の気持ちを理解させる。これがすごく大事だと思って、私も子育てで意識してる。体験できないときは「あなたならどう思う?」って自分の頭で考えさせるようにしてる。

よくあるじゃないですか、「ママトイレ!」って言われて察して「じゃあ行っておいで」って答える親。でも私はあえて察しない。「トイレが何ですか?」って聞く。めんどくさいけど笑

ちゃんと言葉にして伝える力をつけてほしいから。これもたぶん、お父さんの「ただいま」から来てる。


呼び出し事件

中学生のとき、クラスの女子に嫌われて、不良の先輩と一緒に家まで呼び出されたことがあった。

なかなか戻ってこない私を心配して、お父さんが外に出てきてくれた。

そのときお父さんが言ったのは、

「うちの娘に何の用ですか?言えないんですか?ここにいるから話してもらっていいですよ」

怒鳴らなかった。感情的にもならなかった。ただ、大人として、娘の隣に立ってくれた。

先輩たちはそのまま帰っていった。

あのとき思ったのは、「いつでも守ってくれてるんだな」ってこと。そしてそれが、すごく大きな安心感になった。

親から守られてる、信じてもらってる、という安心感って、子どもにとってすごく大事だと思う。私も息子氏に、同じ安心感を与えられるように、って意識してる。


お父さんから受け継いだもの

  • 体験させて理解させる
  • 信頼して、任せる
  • でも大事なところでは必ず隣にいる

気づいたら、これが私の子育ての軸になってた。

意識して真似したわけじゃなくて、自然とそうなってた。それがなんか、嬉しいなと思う。

お父さんに感謝してる。こういうことって、なかなか面と向かって言えないけど笑


息子氏にも、いつか「お母さんのことを嫌いになったことない」って言ってもらえたらいいな。

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