お父さんのことを嫌いになったことが一度もない。
ずっと普通のことだと思ってたんだけど、話してみたら割と珍しいことでびっくりした。
小さい頃から二人でよく出かけてた。高校生になっても、大学生になっても、一緒に富士急ハイランドに行くくらい仲良くて。今も変わらず仲いい。
なんでこんなに好きなんだろう、って考えたとき、いくつか思い当たることがある。
干渉してこない、でも大事なところは外さない
お父さんは普段ほとんど怒らない。うるさく言ってこない。信頼して、任せてくれる。
でも、大事なところでは絶対に外さなかった。
「ただいま」の無視事件
あるとき、お父さんが帰ってきて「ただいま」と言ったのに、私が気にしてなくて返事しなかったことがあった。
そうしたら、しばらくして、私がお父さんに話しかけても無視されて。
「なんで無視するの!」って言ったら、
「返事してもらえなかったら悲しいよね?」
って。
説教じゃなかった。怒鳴るわけでもなかった。ただ、同じ体験をさせてくれた。
その一言で、すぐわかった。あ、そういうことか、って。
自分に体験させて、相手の気持ちを理解させる。これがすごく大事だと思って、私も子育てで意識してる。体験できないときは「あなたならどう思う?」って自分の頭で考えさせるようにしてる。
よくあるじゃないですか、「ママトイレ!」って言われて察して「じゃあ行っておいで」って答える親。でも私はあえて察しない。「トイレが何ですか?」って聞く。めんどくさいけど笑
ちゃんと言葉にして伝える力をつけてほしいから。これもたぶん、お父さんの「ただいま」から来てる。
呼び出し事件
中学生のとき、クラスの女子に嫌われて、不良の先輩と一緒に家まで呼び出されたことがあった。
なかなか戻ってこない私を心配して、お父さんが外に出てきてくれた。
そのときお父さんが言ったのは、
「うちの娘に何の用ですか?言えないんですか?ここにいるから話してもらっていいですよ」
怒鳴らなかった。感情的にもならなかった。ただ、大人として、娘の隣に立ってくれた。
先輩たちはそのまま帰っていった。
あのとき思ったのは、「いつでも守ってくれてるんだな」ってこと。そしてそれが、すごく大きな安心感になった。
親から守られてる、信じてもらってる、という安心感って、子どもにとってすごく大事だと思う。私も息子氏に、同じ安心感を与えられるように、って意識してる。
お父さんから受け継いだもの
- 体験させて理解させる
- 信頼して、任せる
- でも大事なところでは必ず隣にいる
気づいたら、これが私の子育ての軸になってた。
意識して真似したわけじゃなくて、自然とそうなってた。それがなんか、嬉しいなと思う。
お父さんに感謝してる。こういうことって、なかなか面と向かって言えないけど笑
息子氏にも、いつか「お母さんのことを嫌いになったことない」って言ってもらえたらいいな。


コメント